サンセットフライト

Jimmyうみぶた

2005年07月23日 22:15


帰りの飛行機の出発時間が近づいても天気はくもりのまま。
厚い雲に遮られて日差しがない分、暗い感じがする。

結局、太陽を見ることなく機中の人になった。
JL2088便 B747-400のClass-J席に座る。
誘導路から海を見ると、まだ高い波が押し寄せていた。


離陸後、厚い雲を突き抜け上昇していくと平安座島の石油基地と宮城島が見えた。

平安座島と宮城島そして本島を雲の合間から見ながら、沖縄に別れを告げると、機体はさらに上昇して、雲の上へ。
眩しい光が差し込んで、青い空が目の前に広がった。 こうでなくっちゃ。


どんなに地上の天気が悪くても、飛行機に乗れば青空を見ることができるのがうれしい。
時刻は18時を回っている。

青い空を眺めていると、陽はどんどん傾いていく。
しばらくすると、太陽は沈みかけてきた。


陽が沈むと共に空の色が変化する。 この瞬間を空から見るのは地上から見るのとは違って気持ちがいいのだが、1時間ちょっとのフライト時間しかないことが多く、じっくり見ることができない。
その点、沖縄線は時間が長いのでタイミングが合うとじっくり眺められるのがいい。
ちょうど足摺岬の上空

夕陽がもうすぐ見えなくなる頃、空が赤くなってきた。

しばらく、名残惜しそうに残っていた夕陽が雲の中へ沈むと、空が更に赤く染まった。


サンセットフライト そう言ってもおかしくないくらいに夕陽を眺めることができたフライトだった。
沖縄でこれが見れなかったのは残念だったが、次回は必ず見よう!
また沖縄に行くことを誓いながら、機体は徐々に降下していき、無事に着陸した。


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