2005年06月03日
Saipan発券の損益分岐点
Saipan発券航空券を使う際、考えなくてはいけないのは、どの時期に使うべきかです。
日本発割引航空券(格安航空券や悟空,ワールドバリューなど)の安い時期に使うと金額面で損してしまうことがあるためです。もちろん、金額以外のメリットもありますので必ずしも損とは言えませんが・・・
そこで、わかりやすいよう日本発の割引航空券を基準に金額面の損得を分けるラインを調べてみました。
Saipan発券航空券(普通運賃) 往復 662ドル(1ドル=108円として71496円)
※為替変動により日本円換算額は変わりますので注意!
単純に考えれば、この金額より安い設定が日本発割引航空券にあれば損してしまうことになります。
しかし、日本発割引航空券はSaipanに行って帰ってくるだけ。次に沖縄へ行こうとするなら別に国内線の航空券を買わないといけません。
沖縄までの国内線運賃の例を見ると
東京-沖縄 往復 普通運賃 69000円(通常期)
往復割引 61800円(夏休み期間はほとんど設定なし)
特定便割引 44000円~58000円
前売り/早割 38000円~44000円
バーゲンフェア/超割 26000円(限られた日にちのみ)
結構高いですね~
Saipan発券の場合,この区間分の運賃は含まれているのと同じですから、この分を考慮してあげましょう。すると・・・
Saipan発券航空券 Saipan-東京-沖縄 往復 71496円
東京-沖縄を
普通運賃しかない期間利用する場合 上記-69000円=2496円!!
往復割引しか使えない期間利用する場合 上記-61800円=9696円
バーゲンフェア/超割が使える期間に利用する場合 上記-26000円=45496円
どうですか? Saipan往復にかかる費用が実質大幅に下がるのです。
結局損益分岐点はどうなったでしょうか?結論は続きをご覧下さい。
沖縄に夏休み期間に行くつもりなら→ 毎日Saipan発券が得!
前売り/早割で沖縄に行くつもりなら→ 33000円以下の出発日なら日本発割引運賃が得。
バーゲンフェア/超割で沖縄に行くつもりなら→ 45000円以下の出発日なら日本発割引運賃が得。
ちなみに、今年9月30日までで日本発33000円以下の出発日は9月20日、21日、24日、26日、28日の5日間、45000円以下の出発日は7月6日~12日の7日間しかありません。(JALの場合)
しかも7月6日~12日の分はもう発売期間を過ぎていますね。
ほとんどの日がSaipan発券有利だということがわかっていただけたでしょうか?
今日のReso'chaキャラクターは「グラスバード」
金額もさることながら、いいこともあったような・・・